鬱々とした状態を脱出したな、と自覚したのは
好きなものを思い出した!ときです。
鬱々としている間って、
趣味を楽しむとか、気分転換をするとか、
そんな器用なことはできません。
ただひたすらにネガティブに混乱し続けているような状態なので、
人と会おうとか、外に出ようとか、ちょっと休もうとか、
そんなこと思いつきもしません。
夜もちょっとずつしか寝られないので、
体力も気力も回復せず、惰性で生きているだけです。
趣味は読書です、と自己紹介をするし、
月に2~3冊小説を読み、読みたい小説もたんまりある状態が通常であるなか、
小説を全く読みたくなくなりました。
そんな中。私の場合、
鬱々とするメインは職場なので、
とにかく休憩時間は読書に没頭します。
私には、人間が周りにいることに気づかなくていい空間はそこしかありませんでした。
たまたま読んでいた「通貨の日本史」という本で、
政治をする人たちって、やっぱり半径5メートルのための政治しかしないんだな、
でも自分も自分のことしかしないし、みんな一緒か。
と思ったのです。
それから、周りの人が転職したり、転職活動を始めたりする話をちらりと聞いて、
この環境のままでいなくてもいいじゃないか、という当たり前のことに気づけて、
自分の好きなものを好きだと思えていたことに気づきました。
ここまで来たら、自分が人間であることなんて最早どうでもいいことになっていました←
終わってみれば簡単なことですが、
その前までの辛いこと辛いこと。
何の事件も起こさなかった私は偉い!!
と思うくらいにはイライラしていたと思います。
関係者の皆様、多大なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
そもそも生まれ落ちたことからして残念なことだと思っている私は、
根っからのネガティブな人間嫌いです。
たまーに、ごくたまーに生きててよかったなぁとか思うこともありますが、
人生の99.9%は嫌なことで構成されていると思っています。
学校も仕事も家庭も、嫌なことばかりですから。
今回は偶然この本だった、というだけで次回はどうなるかわかりません。